アースファミリーは統合医療に基づいた食改善運動を推進する自然食品店を展開しています。オンラインショップからお求めいただけます。

健康コラム

心臓病は「食」で治す!?

食べ物で患者を治せるなら、薬は薬剤師の壺の中にしまっておきなさい。
ヒポクラテス

「フォークス・オーバー・ナイブス」という映画をご存知でしょうか。2011年にアメリカとカナダで上映され大ヒットした映画です。日本ではDVDで発売されています。私はDVDで見ました。
アメリカでは1分に1人が心臓病で亡くなり、ガンで死ぬ人は毎日1500人。この2つの病気による死亡者数は合わせて毎年100万人以上。米国疾病対策センターの推定では、死因の7割は慢性病とのこと。
成人の3分の2は体重が標準より重いか、または肥満。肥満児童の数は過去30年で2倍に増えています。糖尿病にかかっている人は2580万人(2011年現在)、「糖尿病予備軍」の症状のある人は5700万人と推定されています。そのほとんどは、食事の偏りが原因です。この映画では、砂糖と油、塩や合成添加物の摂り過ぎと動物性食品の摂り過ぎを指摘しています。
この映画のタイトルの意味は、直訳すれば、「食事は手術に勝る」―健康改善には「フォーク」つまり正しい食事をするほうが、医師の「ナイフ」(手術用のメス)に頼ること、すなわち手術を受けることよりもずっと役立つということを指しています。本来「食事」と「医療」の役割は異なります。どちらも重要です。怪我や発作など緊急を要する事、感染症では医療の果たす役割は計り知れません。しかし、慢性疾患においては、一時期に必要な対症療法を除いては、食事や生活習慣の改善が主役となることは自明の理です。

その食改善の柱が、ひとつは、プラントベース(植物性中心)、もうひとつが、ホールフーズ(一物全体食:未精製)ということです。映画の主役―登場人物たちは、長年の心臓病や糖尿病などの慢性疾患に苦しんできた人たちです。この食事を実践して、劇的に健康を取り戻しハッピーになっていく模様が、丁寧に描かれています。アメリカで一大日本食ブームを起こした1977年に発表されたマクバガンレポートの現代版とも言えます。私たち日本人に当てはめれば、未精製のお米を頂いて、お味噌汁に旬のお野菜、お漬物、小魚をベースとした食事ということでしょうか。
今日も心を込めて「いただきます」。自然に感謝、お米に感謝、農家さんに感謝、お料理を作ってくれた人に感謝。毎日ご飯を食べられることのあたりまえではない奇跡に感謝します。ありがとうございます。

※参考図書 
「心臓病は食生活で治す」
コールドウエル・B・エセルステイン・ジュニア医学博士 角川学芸出版

「葬られた『第二のマクガバン報告』」
T・コリン・キャンベル、トーマス・M・キャンベル グスコー出版

「超医食革命」 グスコー出版

 

↑ PAGE TOP